前回の記事で、Webアプリ開発に必要な「4つの神器(道具)」の役割について解説しました。
今回は、それらを実際にあなたのパソコンにインストールしていきます。
「黒い画面を使うの?」「設定難しそう」と身構える必要はありません。
基本的には「公式サイトからダウンロードして、次へと完了を押すだけ」です。
今回はMacの画面を基準に説明しますが、Windowsの方も手順はほぼ同じです。
Windows特有の違いがある部分には、しっかりと注釈を入れていますので安心してください。
事前準備:ターミナル(PowerShell)の場所を確認しよう
インストールが成功したかどうかを確認するために、PCに最初から入っているターミナル(PowerShell)を使います。
今のうちに場所を確認して、開いておきましょう。
💻 ターミナル(PowerShell)の開き方
- Macの方:
「command + スペースキー」を押してSpotlight検索を開き、「ターミナル」と入力してEnter。
(またはアプリケーション > ユーティリティ > ターミナル.app) - Windowsの方:
スタートメニューの検索バーに「powershell」と入力し、「Windows PowerShell」を開く。
黒(または青/白)の画面が出て、文字が入力できる状態になればOKです。
この画面は後で「ちゃんと入ったかな?」の確認に使います。
STEP 1. 展示場:Google Chrome のインストール
まずは一番簡単なブラウザからいきましょう。
既に使っている人は、このステップは飛ばしてOKです。
- 公式サイトへアクセス:
SafariやEdgeで「Google Chrome」と検索し、ダウンロードページへ行きます。 - ダウンロード&インストール:
「Chromeをダウンロード」ボタンをクリック。
Mac:googlechrome.dmgを開き、Chromeアイコンを「アプリケーション」フォルダにドラッグ&ドロップします。
Windows: インストーラーを実行して、画面の指示に従ってインストールします。
STEP 2. 作業台:VSCode のインストール
次は、プログラミングの主役となる「コードエディタ」です。
- 公式サイトへアクセス:
https://code.visualstudio.com/ にアクセスします。 - ダウンロード:
トップページにある青いボタン「Download for Mac」(Windowsの方は「for Windows」)をクリックします。 - インストール:
Mac: ダウンロードしたZipファイルを解凍し、出てきた「Visual Studio Code.app」を「アプリケーション」フォルダに移動させます。
Windows: インストーラーを実行し、「次へ」を押して完了させます。 - 日本語化(初回設定):
VSCodeを起動し、左側のブロックのアイコン(Extensions)をクリック。
検索バーに「Japanese」と入力し、「Japanese Language Pack...」の「Install」ボタンを押します。
右下に「Restart(再起動)」が出たらクリックして完了です。
STEP 3. バッテリー:Node.js のインストール
ここが一番の難所に見えますが、実は簡単です。
「推奨版(LTS)」を選ぶことだけ間違えないでください。
- 公式サイトへアクセス:
https://nodejs.org/ にアクセスします。 - 「LTS」版をダウンロード(重要!):
画面にボタンが2つありますが、必ず左側の「LTS(推奨版)」を選んでください。
※「Current(最新版)」は実験的な機能が含まれており、動作が不安定になることがあります。 - インストール:
ダウンロードしたインストーラー(Macは.pkg、Windowsは.msi)を開きます。
基本的には設定を変えず、「続ける」「同意する」「インストール」を連打していけばOKです。
✅ ちゃんと入ったか確認しよう
ここで最初に開いておいた「ターミナル(またはPowerShell)」を使います。
以下のコマンド(半角英数字)を入力して、Enterキーを押してください。
node -v
画面に v22.xx.x のような数字が表示されれば大成功です!
もし「command not found」や「用語として認識されていません」と出た場合は、一度ターミナルを閉じて、もう一度開き直してから試してみてください。
STEP 4. セーブ機能:Git のインストール
最後は「タイムマシン機能」であるGitです。
ここはMacとWindowsで少し手順が違います。
🍎 Macの方
実はMacには、標準でGitの導入プログラムが用意されています。
- ターミナルで以下のコマンドを入力してEnterを押します。
git --version - まだ入っていない場合:
「"git"コマンドを実行するには、コマンドライン・デベロッパ・ツールが必要です」というポップアップが出ます。
「インストール」をクリックしてください。
※ダウンロードに数分かかります。 - 確認:
完了後、もう一度git --versionと入力し、git version 2.xx.xと出ればOKです。
🪟 Windowsの方
Windowsには標準で入っていないため、専用ソフトを入れます。
- 「Git for Windows」で検索し、公式サイト(git-scm.com)からダウンロードします。
- インストーラーを実行します。
たくさん設定画面が出てきますが、何も変えずに全て「Next」で進めて大丈夫です。 - 完了したら、PowerShellで
git --versionと入力し、バージョン番号が出ればOKです。
最後の仕上げ:Gitのユーザー設定
Gitは「誰がセーブしたか」を記録するために、最初に名前とメールアドレスを登録しないと使えません。
ターミナル(PowerShell)で、以下の2行を1行ずつ入力してEnterを押してください。
※ " " の中身は自分のものに変えてください。本名でなくてOKです。
git config --global user.name "Taro Yamada"
git config --global user.email "taro@example.com"
これでエラーが出なければ設定完了です!
まとめ:環境構築完了!
お疲れ様でした!これであなたのパソコンは「開発マシン」に生まれ変わりました。
- Chrome: 表示確認OK
- VSCode: コード書き込みOK
- Node.js: プログラム実行OK
- Git: 履歴保存OK
これでもう、プログラミングを始める準備は完璧です。
次回は、プログラミング言語を選定します。