個人開発では、アイデアを最速で検証するために
「軽量なペラアプリ」を量産できる形で運用します。
その公開先として、今のところ Vercel + Next.js がいちばん相性が良いと判断しています。
この記事では「どういう方針で作って、どう公開して、どう捨てられるようにするか」をまとめます。
なぜ “ペラアプリ” を量産するのか
いきなり大きいサービスを作ると、検証が遅くなります。
まずは次の条件を満たす “ペラアプリ” を基準にします。
- 1ページで体験が完結する(最短30〜60秒)
- ログイン不要(離脱を減らす)
- DBなしでも成立(運用コストを下げる)
- 結果を「画像」または「コピペ可能な出力」で持ち帰れる
- 共有(Xなど)を前提に設計する
採用スタック:Vercel + Next.js の理由
いちばんの理由は、公開までが早いことです。
リポジトリをつないだら、ほぼ自動でプレビューも本番も回せる。
しかも Next.js は “ペラアプリ” に必要な要素が揃っています。
- ページ生成が速い(配信が強い)
- OG画像の動的生成(API Route)が作りやすい
- TypeScriptでconfを持てる(マスターをコード内に置ける)
- サブドメイン運用(用途別に分離)と相性が良い
運用方針:DBなし / conf完結 / URLで再現
ペラアプリは、原則 DBなしで作ります。
“バズった時に”運用が詰まらないためです。
基本ルール
- 診断や計算の マスターは conf(定数ファイル)にまとめる
- 結果はサーバー保存せず、URLパラメータ(rid等)で再現する
- 計測は入れるが、ユーザー体験を壊さない
これにより、データベース運用や管理画面を持たずに、
「作る→公開→改善→飽きたら撤退」を低コストで回せます。
共有が伸びる設計:OG画像と“結果カード”
バズ検証で大事なのは、共有したくなる“見た目”です。
なので、最初からこの2つを前提にします。
- OG画像:URLを貼った時にサムネが出る
- 結果カード:画像として保存して投稿できる
OGは /api/og で動的生成、
結果カードは Canvas でPNG化(またはサーバーで生成)という形が作りやすいです。
サブドメイン運用の方針
ペラアプリは、用途ごとにサブドメインで切る予定です。
理由はシンプルで、切り離しが簡単だから。
- 例:
omikuji.simplekits.tech(クリエイター格付けおみくじ)
「当たったものだけ残す」「微妙ならサブドメインごと捨てる」ができると、
運用がかなり楽になります。
初期の公開基準(MVP)
作り込みすぎないために、公開の最低ラインを決めます。
下のチェックが埋まったら、とりあえず出します。
- 30〜60秒で体験が終わる
- 結果が画像 or テキストで持ち帰れる
- スマホで崩れない
- OG画像が出る
- 免責・問い合わせ導線がある(最低限)
まとめ
ペラアプリは、Vercel + Next.js を軸に、
DBなし・conf完結・共有ファーストで回します。
“作って終わり”ではなく、検証して育てるための設計にします。